L0VE DRUNK

ロマンス小説の感想

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

金色のヴィーナス キャンディス・キャンプ

Matchmakerシリーズ2作目。1作目は読んでいません。 この作家さんはMIRA文庫からたくさん邦訳が出ていますが、私はあまり読んでいなくてこれが2冊目です。前に読んだ「伯爵とシンデレラ」もそうでしたが、普通に面白いけどあと一歩というか、読んでいる間…

緋の抱擁 アン・スチュアート

秘密組織のスパイを描くICEシリーズ5作目。B級感漂うシリーズですが意外と面白くて4作目までは読みました。5作目は日本が舞台ということで、ちょっとヤな予感がしてしばらく積んであったのですが読んでみることにしました。 これは・・・何ていうか、日本…

過ちのキスは謎の香り エリザベス・ボイル

Bachelor chronicles 2作目。原作は5冊あるようですが、邦訳は3作目まで。1作目「理想の妻のたくらみは」(まあまあ)と3作目「まだ見ぬ公爵からの求婚」(面白かった)はだいぶ前に読みました。それから別のシリーズの「愛しの伯爵と秘密のひとときを …

灼けつく愛のめざめ シェリー・トマス

シェリー・トマスは前はソフトバンク文庫から出ていましたがこれは二見文庫ですね。既刊の2冊は読んでいて、「もう一度恋をしたくて」はそこそこ面白く、「誘惑の晩餐」はかなり良かったという印象でした。 前の2作は現在と過去が交錯している形で書かれて…

危険な涙がかわく朝 シャノン・マッケナ

シャノン・マッケナの1年ぶりくらいの新作。 このシリーズの1作目「そのドアの向こうで」を読んだときはかなりの衝撃でした。このジャンルのものを読み始めて日が浅かったせいかイケナイものを読んでしまった感が・・。でもこの人の作品はHOTなだけではな…

彼を誘惑する方法 マヤ・バンクス

著者のデビュー作らしいです。 お兄さんとその友達2人と同居してる女の子の話です。日本と違いアメリカでは男女関係なく普通にルームシェアしますよね。お兄さんもその友人も消防士という設定です。 ストーリーはそこそこ起伏もあり、登場人物が消防士なの…

ふたりだけの荒野 リンダ・ハワード

リンダ・ハワードの比較的初期の作品で、開拓時代のアメリカのお話です。古い作品なので今更ですが感想を書いておきます。 銃で撃たれたお尋ね者のレイフは手当をしてもらうため女医のアニーを誘拐して山小屋に軟禁します。誘拐、拉致、そしてロマンスが燃え…

あの夏、湖面にまばゆく スーザン・ウィッグス

表紙によれば全米大ヒット(?)シリーズとのこと。原書は8作目まで出ていて(まだ続いてる?)翻訳も4冊刊行されています。これは1作目なので、この先、主役になるであろう人たちがわんさか出てきます。登場人物多めの群像劇という感じです。過去と現在…

天使の罠にご用心 スーザン・イーノック

このシリーズの3作目を先に読んでそこそこ面白かったので、遡って2作目を読んでみました。 3作目を読んだ時にも思ったけど、このシリーズの「貴族の独身女性が不作法な男性にレッスンを施して改心させる」というコンセプトには違和感があります。この時代…