Contemporary
元カレの婚約者のふりをすることになったヒロイン。 婚約者のふりをするうちに好きになっちゃうというよくあるパターンかと思いきや、ヒーローはその元カレではなくて彼の兄でした。でも元カレのほうもヒロインに気がないわけでもなくて、イケメンの兄弟2人…
約1年半ぶりの新作。 ヒロインのニューヨークでのOLライフに魔法の要素を加えた、ファンタジー風チックリット(?)というのが珍しくて面白いお気に入りのシリーズなのですが、だんだん会社でのエピソードが減ってファンタジー要素が強くなってきているよう…
ナバホ族の血を引くヒロイン。 この事件記者Iチームのシリーズは大好きで新作が出るたびに読んでいますが、今作も期待を裏切らない面白さでした。自身も昔記者だったという作者による新聞社の描写がとてもリアルだし、サスペンスも興味深いテーマをよくリサ…
好評につきまだまだ続く。 三部作の予定だったのが、5巻まで出すことにしたそうです。大ベストセラーになって、作者にしてみれば売れるならたくさん書かなきゃ損ですもんねえ。(ラブシーンばかりで内容は薄いからいくらでも書けそうだし・・・。) 前作でヒロ…
地味だけど心温まるストーリー。 シリーズ前作よりは頁数が増えていましたがサラッと読める現代物で、まさかのファンタジー風ストーリー。この作者がこういうのを書くと思わなかったのでびっくり。とは言え魔法はかくし味程度で、恋愛に臆病な2人が出会って…
Moorehouse Legacy 純朴な田舎娘のヒロインと、都会で大物政治コンサルタントとして活躍しているヒーローの恋物語。両親が不仲で冷たい家庭で育った孤独なヒーローが、純真で家族思いなヒロインに惹かれながらも、愛を信じられずに葛藤する切ないストーリー…
割と面白かったハーレクイン小説。 2話収録の「今だけは抱きしめて」の1話目、ジェイン・サリヴァン作の「狼のキス」が面白かったです。バウンティ・ハンターのヒーローが、雪の日に車をお金を盗まれて立往生している女優志望のヒロインを助けるところから…
S・ブロックマンの最新シリーズは近未来SF。 Troubleshooterシリーズの続きを先に出してほしかったけど、この新作もなかなか面白かったです。ヒーローは正義のために行動して軍隊をクビになり、要注意人物にされてしまった元海軍SEAL隊員。(やはりこの作…
スナイパーからCEOに転身した(!?)ヒーロー。 「サスペンス、ミステリ色も濃厚な2倍楽しめるエロティカ」という宣伝文句に興味を引かれて読んでみました。タイトルの「スナイパー」というのは、狙った獲物は逃がさない、みたいな比喩的な意味だと思ってい…
暗くて重くてちょっと屈折してるけど純愛ロマンス。 ハーレクイン社が"感動作"とプッシュしていた「セイレーンの涙」は、いまひとつ共感ポイントが見つからない意味不明なストーリーだったので、同じ路線の今作はどうかなあと訝りつつ、電子書籍だと3分冊で…
L・フォスターの最新シリーズ"Love Undercover"の1作目。 この作家さん、最近はロマンティック・サスペンスに傾倒しているようで、その手のシリーズを立て続けに書いていますね。少し前にこの作者の「やさしき夜に抱かれ」を読んで、"サスペンスはオマケみ…
原書は既に9作目まで出ているM・フォースの人気シリーズ"The McCarthys of Gansett Island"の第一作。 東海岸の小さな島を舞台にした爽やかなロマンスで、貧しい家庭の出身で、巨乳(?!)なのでアバズレだと誤解されて辛い日々を送っているシングルマザーのヒ…
エリザベス・ジェニングスの名義で書いた初期作を、L・M・ライスのスタイルに改稿したもの。 この作者はいつもヒーローのメロメロぶりを、大袈裟すぎるくらいに誇張して書いていますが、そこが面白いのよね。アルファ・メールの特性を誇大に描写していて人…
イギリスのYA作家が書いた官能ロマンス。 S・ヤングは元々はヤングアダルト向けのファンタジーを書いていた作家さんだそうで、今作は大人向けのロマンス小説ですが、思春期に家族を事故で亡くして孤児になり、荒れた十代を過ごしたヒロインが心の痛みを乗…
L・フォスターのサスペンスタッチの人気シリーズ"Men Who Walk The Edge of Honor"1作目 この本は新書のハーレクインですが400頁近くあるので、こういう長編は文庫で出したほうが良いのではないかと・・。それはさておき、L・フォスターは人気作家ですが…
人気作家の新シリーズ。 L・クレイパスの新作が出るというので楽しみにしていたけれど、やけに薄くてちょっとガッカリ。ハーレクインくらいの長さだなと思ったら、ヒロインがおもちゃ屋の店主って、ノーラ・ロバーツがこれとそっくりな設定で書いてたのを読…
ストーカーに追われるヒロインとカウボーイのヒーロー。 ヒロインが牧場の家政婦として家事に奮闘するのはハーレクインによくあるシチュエーションですが、そこに殺人鬼のストーカーを登場させて緊張感のあるサスペンスになっていました。定番の素材をベテラ…
Breathless Trilogy 第一作。 フィフティ・シェイズ~の大ヒットで作者がガッポリ儲けているのを見て、マヤ・バンクスのような、このジャンルで既に人気を確立している作家が、あんなぽっと出の新人よりもアタシのほうが上手く書ける!と(←推測です。)似た…
「胸をえぐられる、感涙必至の物語」だそうですが・・・。 全米が泣いた官能小説!という触れ込みで、ハーレクイン社が"今年いちばんのおすすめ作品"とプッシュしているので、そんなに泣ける話なのかと思い読んでみましたが、う~ん、こういうのは日本の読者…
一昔前のメロドラマ風、波瀾万丈すれ違いストーリー。 みんなが携帯を持っていて簡単に連絡がつき、すれ違うのも難しい今の時代には、こんなふうに誤解して会えないまま引き裂かれてしまう恋人たちのお話が新鮮に感じられます。たまに古い本を読むのも良いわ…
ラテン系色男の美術品泥棒とアイルランド系美女の考古学者という対照的な2人のロマンス。 "伝説の秘宝をめぐる争奪戦"とのことで硬派なサスペンスかと思いきや、読んでみたら、それほど複雑な謎解きも無くわかりやすいストーリーで、ロマンスはヒーローがヒ…
ブリジャートンシリーズ全作の第2のエピローグを収録した短編集。 この短編集はブリジャートン家の面々に思い入れがある人のためのマニアックな内容ですね。シリーズ各話のエピローグその2を集めたものだから1つ1つが本当に短くてあっけない。しかしこん…
新人作家のデビュー作。 あらすじを読んで、ローラ・リーの「青の炎に焦がされて」みたいな感じかと思いましたが、このジャンルの作品にしては思いのほかストーリーがしっかりしていて、L・リーよりも上手いくらいじゃないかしら。この作家さんのデビュー作…
ワンパターンだけど面白いリサ・マリー・ライスの新作。 期待通りの内容で満足です。今作のヒーローは優しいタイプで、ヒロインと手をつないだだけで喜んだりしているのが可愛い。もちろんL・M・ライスのヒーローなのでいざとなったら結構激しいですが。ヒ…
大学教授と学生の禁断の恋・・・はバレるととんでもないことに! 前作では苦難を乗り越えて2人が結ばれるまでが描かれていましたが、今作は恋人同士になった後の話なので、甘さも官能度もUPし、純情可憐だったヒロインもやけに大胆(?)になっていました。2…
ヒロインのためなら何でもするヒーローに驚愕!(注:ネタバレしてます。重要なところは反転させないと見えないようにはしていますが。) 正直、前半は2人が別れたりくっついたりの繰り返しで、1作目とあまり変わり映えしない内容だなあと思いながら読んで…
魔女のヒロインに猫にされてしまったヒーロー。 魔女が主役のファンタジーですが、ややこしい設定はないので気楽に読めます。話のテンポも良く長さを感じさせません。ついカッとなって魔法でヒーローを猫に変えてしまい、あたふたするヒロインが楽しいです。…
モーラ・シーガーって人気のある作家さんなのかな? 以前この作者の「冬の雨」をたまたま古本店で見つけて購入し読んでみたら面白かったので、今度文庫化予定の「ナイトに抱かれて」も読んでみました。(新書版の古本を買いました。) 「冬の雨」は、東欧の…
サンドラ・ブラウンの初期の名作だそうです。 言いだせなくて苦しむのはヒーローなのね。実は相手が彼だった!というショッキングな事実にヒロインが気づいていないことがこの話の要なのですが、それっていかにもハーレクイン的な少し無理のある設定で、睡眠…
無実の罪で服役したヒーロー。 この作者の文庫の長編を前に読んだけれど、それも確か出所したばかりの男性がヒーローでした。「星降る夜に、だれかが」というタイトルで、ストーリーも似ています。この作家さんは服役囚とお嬢様という組み合わせが好きなのか…