All Souls Trilogyの１作目。続きはまだ原書も出ていない2011年の最新作。 この作品の原書がトワイライトmeetsダ・ヴィンチ・コードみたいな小説だと評されているのをどこかで見たけど、まさにそんな感じでした。（私はトワイライトも好きだしダン・ブラウン…

「あなたの心につづく道」に出てきたジョーダンとアレックスのお話。 とても面白かったです。笑えるし切ないしロマンティックで心温まるお話でした。ヒロインのアレックスは、少女ポリアンナのように純真で健気で、ひねくれた公爵がだんだん彼女に心を開いて…

Vallerands シリーズ１作目。 リサ・クレイパスの既刊で、これだけ読んでなかった。それなりに面白かったけど、初期の作品だからかいつものクレイパスらしさが感じられず、いまいち出来が良くないと思いました。この続編の「ただ一人のあなたへ」のほうが面…

「カリブ海のリゾートが舞台の熱い恋」だそうです。 とにかくひたすら熱いお話でした。結婚式の最中に相手が浮気しているのを発見し、式をめちゃくちゃにして逃げ出したヒロインが、昔から好意を持っていた夫の異母弟がいるカリブ海のリゾートへ逃避するとい…

Huntington シリーズ１作目。作者のデビュー作で、この作品がゴールデンハート賞のヒストリカル部門を受賞したそうです。デビュー作だからか、全体に雑な感じです。ストーリーは緻密さが足りないし、キャラクターにもブレがある。 このヒロインはかなり型破…

超人気作家の幻のデビュー作らしい・・・。 有名な作家の昔の作品で、幻の～とかいうのはたいていイマイチですよね。面白かったら幻の作品なわけないし。 これは作者が何を言いたいのかよくわからない作品でした。お金よりも愛が大切なんだっていう話かと思…

昨年のクリスマス短編集。リサ・マリー・ライス「クリスマス・エンジェル」、N・J・ウォルターズ「ジェサミンのクリスマスの贈り物」、ベラ・アンドレイ「ラブ・ミー」の３作品収録。 リサ・マリー・ライス、頁数少なっ！でもこんなに短くても、いかにもこの…

McJames シリーズ１作目。 そんなに期待せずに読んだら意外と面白かったです。ストーリーは、そもそも伯爵夫人の計画がそんなアホな・・って感じだし、何かと都合良すぎな展開でしたが、野蛮なスコットランド人なのに優しくてヒロインに首ったけなヒーローと…

Wild Riders シリーズ１作目。 ジェイシー・バートンは、来月ライムブックスからパラノーマルのDamon Huntersというシリーズの１冊が出ることになっています。どんな作家だろうと思ったら、ソフトバンク文庫から2008年に「風の彼方へ」という作品が刊行され…

Love by Numbers シリーズ３作目。 前２作が面白かったので３作目を読むのを楽しみにしていました。三部作の最後なので、これまでの登場人物もみんな出てきて賑やかで、期待を裏切らない面白さでした。 傲慢な公爵のサイモンと半分イタリア人のジュリアーナ…

Stokehurst シリーズ１作目。 ハサウェイ家シリーズの最終作の前に別のシリーズを出したのね。これは比較的初期の作品のようで、やはり最近の作品のほうが完成度は高いと思うけどこれも十分面白かったです。 主役の２人はいかにもこの作者の描きそうなタイプ…

Impossible bachelors シリーズ１作目 原書の評判をネットで検索した時に、キャラン・クレイマーは"next Julia Quinn"みたいに書いてあったのをどこかで見た気がする。確かに作風はジュリア・クインに似てるかも。タイトルが映画の題名のパロディなのもブリ…

ローラ・キンセイルの、米国では６年ぶりに出たファン待望の新作だそうです。 この作者の「嵐に舞う花びら」は前に読みましたが、かなり重いテーマを扱った読み応えのある作品でした。それに比べると、「初恋の隠れ家で」は本当に同じ作家が書いたのかと思う…

短めのを２冊読んだのでまとめて感想を。 ハッピーエンドを見つけたら シャノン・アンダーソン シャノン・マッケナの別名義です。昔はこういう地味なお話を書いていたのね。でも面白かったです。好みのタイプと全然違う人に恋してしまうというのはよくある話…

Nvengaria シリーズ１作目 この作品は独創的だとは思うけど掴みどころのないお話でいまひとつ良さがわかりませんでした。ファンタジーが好きな人には良いのかもしれません。この作者の「はじめての愛を知るとき」はとても良かったし、「ラブソングをあなたに…

ジュディス・マクノートの1987年の作品 比較的初期の作品ですね。ヒーローはハンサムでお金持ちだけど、苦い経験をして性格が屈折しています。ヒロインは、絶世の美女で賢くて純真で、子供や動物に優しく、使用人にも親切と、非の打ちどころのない女性で、そ…

School for Heiresses シリーズ４作目 サブリナ・ジェフリーズは、いつも史実を織り交ぜた面白いストーリーを書きますね。それでいてロマンスも情熱的だし、ユーモアも冴えていると思います。 強いて言えば、この作品は少しストーリーが強引な気がしたかなあ…