2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ヴァンパイアのシリーズが人気のJ・R・ウォードが別のペンネームで書いた普通の(?)ロマンス。 いかにもハーレクインという感じのストーリーで、子供の頃の不幸な境遇のせいで人を信じられない富豪の男性と、貧乏だけど美人で優しくて天使のような女性のロ…
J・マクノートの最後のリージェンシー・ロマンス。 「とまどう緑のまなざし」は比較的最近読んだからまだ記憶に新しいのですが、「とまどう~」の最後のほうに、今作のヒーローと、年寄りの貴族に嫁がされる薄幸の女性とのロマンスが少し書かれていたので彼…
Troubleshooters 10作目。 シリーズ10作目ともなると登場人物も増えて、かなりの大所帯になっています。今作は、あらすじではヒーローが2人の女性に惹かれて三角関係になるとのことでしたが、三角どころか四角、五角に縺れてややこしいことに。(面白いけ…
Willowmere 3部作の2作目。 テンポよく読めて楽しかったけど、この作者が書いた中では普通かなあ。前作もそうだけど、あまり印象に残らない内容だと思います。キャラクターの造詣も特別際立った特徴はないし、出会ってすぐに一目惚れしちゃって、ロマンス…
エリート作戦部隊シリーズも5作目まで来て残すはあと1作。 今作はいつもと少し趣向が違い、大がかりな犯罪組織やテロリストと戦うわけではなく、建設会社の社長が関わる殺人事件をヒーローがほぼ単独で捜査する、割とこぢんまりとしたミステリーでした。ま…
ハサウェイ家シリーズ最終作。 戦争で傷ついた軍人のヒーローと彼のトラウマを癒すヒロインのロマンスは、多くのロマンス作家が書いている定番の題材だと思うけど、そういえばL・クレイパスは軍人のヒーローはこれまで書いていなかったっけ。(違っていたら…
復讐に燃えるダークなヒーロー。 これはかなり面白かった!新シリーズの1作目ですが、前のシリーズの最終作で公爵と婚約を解消した女性がヒロインです。前の3部作はどちらかと言うとユーモラスな雰囲気でしたが、今作は財産を失い復讐に燃えているヒーロー…
J・クインの初期作。 3部作の最終話で、前作、前々作で名脇役だったダンフォオードがヒーロー、ヒロインは彼の被後見人で、田舎のお転婆娘ヘンリーです。前半の田舎の領地での2人のやりとりが笑えました。ズボンをはいて地所を管理していた男まさりのヒロ…
マヤ・バンクスのHotな中世ロマンス。 M・バンクスのヒストリカルってどうだろう?と、あまり期待せずに読みましたが、意外なことに、とても面白かったです。この作者の著作を全部読んでいるわけではありませんが、3兄弟もの(?)や、サスペンスのシリーズよ…
サスペンスに中世ものやウエスタンまで色々書いているジュリー・ガーウッドのリージェンシー・ロマンスで、Crown's Spiesシリーズの2作目。 ずーっと昔に、この作者の「心打ち砕かれて」と「標的のミシェル」を読んだけれど、ストーリーが間延びしていてイ…
レディ・ホイッスルダウンは招待状は出していませんが、いつものように辛辣なコラムを書いています。原題は STAR WARS 帝国の逆襲にちなんでいるそうな。 このアンソロジーはジュリア・クイン以外の作家は特別好きではないけれど、話がリンクしていて全部読…