2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
バイロン家シリーズの3作目は長男の公爵が主役。 このバイロン家のシリーズは1、2作目がそこそこ面白かったので3作目も読んでみたけど、3冊の中では今作が一番イマイチだったかな。そもそもこのシリーズは、どれもどこかで読んだことあるような、意外性…
働く人たちが主役の生活密着、地味系ロマンス。 心温まるお話でした。登場人物が自然体で誇張したところがないから、とてもリアルに感じます。出会った瞬間に恋に落ちて、手が触れただけでビリビリ電気が走って、見つめられただけでハァハァしちゃう・・・み…
この作者はロマンティック・サスペンス専門かと思ってたけど、ヒストリカルも書いてたのか。 以前読んだ、この作家さんのサスペンスは特別面白いとは思わなかったけど、この「恋のかけひき~」は楽しく読めました。姉妹が路頭に迷わないように、伯爵の兄が外…
ヒロインは化石収集家。 この前読んだ、「エメラルドグリーンの誘惑」と似たような話でしたが、こちらも面白かったです。ヒロインは筋金入りの化石マニアで、発見したばかりの歯の化石に夢中になっています。この作家さんはこういうオタク気質なキャラクター…
最近読んだロマンス本の簡単な感想。古めの本ばかりだけど。 「熱き夜の香りに」 サンドラ・ブラウン 表紙のイラストが怖いよ。ヒロインは子持ちの未亡人でお堅い性格だけど、妄想癖があってよく妙なことを空想しています。初っ端から、えらく濃厚なシーンが…
本当は地主なのに、管理人のふりをしているヒーロー。 ヒーローがエングルメア侯爵の友人ということは、「意外な求婚者」のスピンオフなのか。意外な求婚者→ふさわしき妻は→甘美な背徳→男爵の花嫁 という順番なのかな。それにしても、このシリーズはヒーロー…
恋人のふりしてるうちに本気になっちゃったというお話。 原著が1985年刊行ですが、それほど古さは感じませんでした。作者の初期の作品とのことで、オーソドックスなロマンスで捻りのないストーリーですが、まあ楽しく読めました。ヒーローは出会った途端にフ…
ノーラ・ロバーツのウエスタン・ロマンス。 とても読みやすくてスラスラ読めました。やはり純真なお嬢様は危険な香りのする男性に惹かれるものですよね。このヒロインはなかなか根性もあって、都会から西部へやってきて、父親の残したあばら家で何とか暮らし…
無鉄砲なヒロインに振り回されるヒーロー。 アマンダ・クイックは超能力の話ばかり書いていると思い込んでいて、これまで読んだことがなかったけど、(サイキックの話はどちらかというと苦手なので。)そうでない作品も結構あることに今更だけど気づいたので…
原著は1975年出版の、著者のデビュー作だそうです。 こんな古い作品が今になって刊行されたのですね。マグノリアロマンスのヒストリカル作品はあまりぱっとしないなあと思っていたのですが、これは一昔前の作品なので最近のものとは少し雰囲気が違ってな…
Swithching Places 二部作の2作目。 女侯爵と入れ替わった付添人のお話。前作は読んでいませんが、立場を入れ替わると言っても、女侯爵は別の女の子の付添人になっていて、1作目と2作目は別の場所で起きている話なので、そんなに問題なく読めました。(本…
生まれ変わりロマンス。 シャロン・サラは、ロマンス作家にしては結構壮絶な話を書きますよね。特にMIRA文庫から出ているものは、悲惨な生い立ちの主人公が多くて、面白いんだけどちょっと気が滅入ります。この「愛は遠い~」は、ハーレクイン文庫なのでそこ…
エキセントリックな主人公を書くのがうまいジェイン・アン・クレンツ。 ロマンスが多めのコージーミステリですかね。ヒロインが燃え尽き症候群でパニック発作を起こしたりするのが面白いです。東洋かぶれの作者らしく、ヒーローがよくわからない東洋思想にハ…
Simply 四部作の最終話。 今作のヒーローはハンサムでお金持ちの侯爵で、性格も良く親切で優しくて・・・なんだか完璧すぎるなあと思っていたら、この人、とんでもないものを背負っていたのね。こんな事情があったとはビックリだわ。ヒロインは30代半ばの…
スペイン人のマジシャンがヒーロー。 職業が奇術師のヒーローってなんだか胡散臭い・・・と思ったけど、どうしてなかなか面白かったです。分厚いけど、どんどん読めて長さを感じなかった。この作家さんの作品は、トラウマを抱えていて復讐やら何やらに憑りつ…
ハーレクインの2011年下半期のベスト作品だそうで、Renta!という電子書籍のサイトで無料で公開されていたので読みました。 そこそこ面白かったです。でもベスト作品というほど良いとは思えないけど。ヒストリカルの割には短くて物足りない気がするし・・。そ…